秋葉原の想い出の地 ありがとう、神田食堂さん

秋葉原の想い出の地 ありがとう、神田食堂さん
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今日はめっとこも好きな秋葉原のとある食堂の事を綴りたいと思います。

秋葉原に行くと、めっとこも、めっとこのいないはずの中の人に連れて行っていただいた食堂があります。もうずっと、学生の頃から『想い出の地』といないはずの中の人も話していました。楽しいことがあった時も、辛い時があった時も。友人とはもちろん。一人ご飯も。どんな時も笑顔をもらっていたそうです。東京での帰る場所の一つだと話していました。

神田食堂 秋葉原 老舗 めっとこ

秋葉原にある神田食堂さんです。

神田食堂さんの創業は昭和33年。59年に渡りここ秋葉原でたくさんの方の想い出を織り成してくれた老舗の大衆食堂さんです。実はめっとこもとってもお世話になった場所です。店員さんにめっとこの相談事も話していた食堂さんでした。

神田食堂 老舗 秋葉原 めっとこ

そして何より秋葉原に来るといつもお腹を満たしてくれました。

訪れたその日は、実は神田食堂さんが諸般の事情で閉店する1日前。多くの常連さんが長蛇の列でした。

神田食堂 秋葉原老舗

めっとこも、いないはずの中の人にとっても神田食堂は東京での『ただいま』の場所でした。その長い歴史が終わってしまうと聞いて、その日は、東京に出張していたこともあり、行くことにしました。実は閉店のお話はTwitterで聞いていたのですがお仕事でなかなか行くことができませんでした。すごく心配と想い出の地でしてしたので、訪れることができて本当に良かったです。

暖簾をくぐると店長達がいつも暖かく出迎えくれて…。

めっとこといないはずの中の人がみたいつもの神田食堂が…。

あぁ、あの時も、この時も変わらない。

いつもと一緒。なんで時間だけが過ぎてしまうのかと思い不思議な感じを覚えていました。

神田食堂 秋葉原 めっとこ

席に着くとお店の方も
『最後に来てくれて良かった。』と話してくれました。

めっとこのいないはずの中の人は…
『もうなかなかこれなくなったから…』

その時、『あぁ、最後か…』そう思うと先ほどの言葉を話したのが急に変に。

メニューを見てて涙がでそうに。想い出が、あの時の風景がよみがえります。

 

一緒にいためっとこも不思議な感じで見ていました。

 

今日は沢山食べよう。想い出を想い出しながら…

いないはずの中の人は神田食堂に初めて来た日のメニューを覚えていて。

神田食堂 秋葉原

神田食堂に最初に来た日は10年ほど前。

あの時はめっとこはいなかったけど。今日も、『あの時』だよね。

いつか想い出になる『あの時』

 

そしていつものメニュー
それはいつからかめっとこも知っている。
お店の方は いないはずの中の人を何故かいつも〝先生〟って呼んでくれて

お店の方
『先生、今日もいつもの?』

いないはずの中の人と一緒に。

『カルビ定食、納豆で。あ、ご飯少なめで』

秋葉原 神田食堂 めっとこ

カルビ定食、ウィンナー炒めを食べ終わって。

いつもよりも食べたのに…。めっとこも想いました。

箸を止めたくない。だって止めたら…。

神田食堂 秋葉原

最後に一緒に唐揚げを食べました。来たときに食べる唐揚げとなにも変わらないのに、とてもおいしくて。

ううん。ウィンナー炒めも、カルビ定食も、唐揚げも、いつもの味。そう、東京に来たときの『ただいまの味

 

お箸を置くと、時の流れがぐっと心に入ってきました。

いつもは食べたら、席をすぐ立つのに、それができない。

でもそれはおそらくそんなに長くなかったと思います。

 

最後も、いつもと同じ。

 

使ったお箸は記念にいただきました。

いないはずの中の人は店長と握手をして。。。

『ありがとう。ご馳走さま』

想い出を話して短いやり取りでしたが、めっとこは記憶にしっかりとどめました。

 

いつか今日も『あの日』になるけど今日来れて良かった。

神田食堂 秋葉原 めっとこ

神田食堂さん、本当にお疲れ様でした。沢山のありがとうです。ご馳走さま。

店長さん、皆さん、健康に気を付けて元気な毎日を過ごしてください。